ラストアンケート
運命の日
平和な日常の崩壊はあっという間だった。破られた結界、押し寄せる遡行軍、戦力となり得る各部隊は全てが出払っている。ゲートの座標をずらされでもしたのか、出陣部隊に帰還命令を出しても遠征部隊に鳩を送っても援軍はやってこない。本丸に残っているのは僅かな練度上限の刀たちとまだ出陣経験の浅い刀たちばかり、剣戟の音を聞きながら政府へ連絡を取ろうとしてもノイズが走るだけで繋がりやしない。
一つ、また一つと音が減っていく。それなのに大きな足音は消えなくて、霊力の繋がる先が一つずつ消えていくのを感じた。――敗北。その二文字が脳裏をよぎる。
在りし日の一人と一振
在りし日
何も変わったことのない、ありふれた、平和な、――決して戻らない日々。
補足
9月16日24時までの自由交流期間です。本丸襲撃以前の平和な日常をお楽しみください。
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