瑠璃子

恋慕

性格備考

言霊というものを信じており、後ろ向きなことや悪いことをなるべく口にしないようにした結果、出来上がったのが明るく前向きな性格ある。審神者としての適性を見出されて任に就いた際は、向いているならやると即決した思い切りの良さも持つ。付喪神たる刀剣男士には敬意を表し、本人なりに考えた末の丁寧な言葉遣いが所謂お嬢様口調だった。就任したての頃は形ばかりだったものの、今ではすっかり板についている様子。時折、家族と連絡を取る際にだけは元々の口調で話している。馬当番や畑当番を手伝ったり、手合せを見学に行っては飲み物を差し入れたりと、主らしくはない一面もある。主がそんなことをしなくても大丈夫だと、本丸内で気遣う声が上がったこともあるが、衣食住を共にする皆と一緒にできることをやりたいのだと皆に申し出て以降、彼らに止められることはなくなった。しかしながら、刀剣男士によって受け止め方はまちまちであろう。お酒は嗜む程度だが、宴や祝い事となればそれなりに飲む。飲めばすぐに頬が赤くなるが、酔いは遅れてやってくるタイプ。

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(執務室の座卓が埋もれるほど多くの書類を並べながら、一つずつ着実に仕事を片付けていく。審神者の仕事は多岐にわたるが、たった一人ですべてをこなさなければならないということもない。優秀な管狐をはじめ、多くの刀剣男士たちの助けを借りて本丸は成り立っていた。)こんのすけ様、この資料を政府に請求してくださいな。(分かりましたと返事をし、こんのすけは少し離れたところで通信を始める。自分が次に手に取った書類は、内番表だった。内番はローテーションを組んでおり、なるべく偏らないよう気を付けている。さて、今日の内番は――秘かに思いを寄せる彼の名を見つけて、胸の奥が小さく疼いた。そっと胸元に手を添えて、目を伏せる。恋心を抱いたのは、彼が顕現した瞬間だった。始まりは一目惚れであったが、彼との時間が増えるたびに温かな気持ちが積り積もっていく。恋仲になりたいとまでは考えていないが、いつか思いを告げることぐらいは許されるだろうか。こんのすけに名を呼ばれて、はたと我に返った。)ごめんなさい。少し考え事をしていましたわ。ええ、大したことではありません。資料が届いたのですね、ありがとうございます。(早速、資料に目を通していく。新たな時間遡行軍の動きが確認され、調査しなければならないようだ。善は急げ、彼のいるところへと向かう。やがて見えたその姿に、一瞬息が詰る。彼がこちらに気づいて目が合うと、やっと呼吸を思い出したのだ。彼に歩み寄れば、自然と微笑みが浮かぶ。)おつかれさまです。あなたにお願いがあって参りましたの。明日、調査のために出陣してくださいますか。(恋をする乙女の姿は鳴りを潜め、今は審神者としての顔をしている。けれども、彼を思う気持ちはいつだって、確かに存在するのだ。)