(表通りを歩いていて、ある機会が目に止まる。店先に出ている、ぬいぐるみが中に積まれている箱を興味深そうに見つめていると、更にそれを目に留めた女子高生が寄ってきて、遊び方を教えてくれた。)ゆーふぉーきゃっちゃー?(辿々しい発音にきゃらきゃら笑われたが、頑張ってね、と応援しながら去っていく背中には礼を投げたろう。土産話にもなるだろうし、一回だけでも。そんな軽い気持ちで硬貨を入れて、試みたところ──これは恐らくビギナーズラックだろうが、すんなりひとつぬいぐるみが転がり落ちてきた。手のひらサイズの、猫のマスコット。がっしり頭を掴むあたり、ぬいぐるみの扱い方をまるで理解していなかった。)……。どうすっか。(じ、と見つめあっても結論は出ないまま。手の内から視線を逸らした先、誰かと目が合えばその人に差し出してみる。)……こういうの好きか?貰ってくれたりしねえ?(自分で連れ帰ってもいいものの、もっと大切にしてくれる人がいるような気もして。)
02/06 00:53*69
――…あれ?(思わず足を止めたのは、道路を挟んで向かい側の色々な絡繰りが置かれた賑やかな店先で見知った姿と見知らぬ女子高生を見つけたからで。通行の邪魔にならないように端に寄りながら観察していたが、すぐに一人になり箱に向かう姿を見れば、近くの横断歩道を渡って彼へと近付いていこうか。)こんにちは、豊前江さん。(十数歩先で目が合えば小走りで彼に近寄り、堀川らしい人好きのする屈託ない笑みを顔に浮かべながら軽く会釈して。そして彼に頭を掴まれている猫のぬいぐるみと交互に見た後、箱へと視線を動かした。)…何してるんだろうと思ってたんですけど、猫の救出作戦ですかね?(外に出れる時を待つ箱の中の沢山のぬいぐるみを興味深く眺めていたのだが、申し出に目を見開いてゆっくりと視線を彼の方に戻した。)…もし貰えたら大切にしますけど、折角豊前江さんが救出したのに僕に渡して良いですか?(僅かに上目遣いになりながらも彼を窺い見て。“勿体なくないのか”とは声に出して言わないけれど、その視線は暗に語っているだろう。)
02/06 17:46*74
(視線を向けた先、見知った顔があれば「よっ」と声を掛けながら口角を持ち上げて。)ははっ、救出作戦!いいな、それ。さっき遊び方教えてもらったんだよ。金を入れて、これを押して狙いを定めるんだと。よく考えるよな。この時代の娯楽はおもしれーもんが多い。(世間知らずの男子学生を面白がった女子高生の教授を横流ししつつ、硝子越しにぬいぐるみの山を見つめていると、確かに助けを求められている気にもなる。問われてもう一度、手の中の猫と向き合っては。)……そう言われちまうと連れ帰ったほうがいいような気もすんな。主を見つけたら渡してみっか。(きっと大切にしてくれる、彼の有言実行は疑わないが、何とはなし気が変わった。さて、たまたま取れたのはサバトラだったが、それ以外にも様々な模様の猫が揃っている。)堀川も救出してみるか?これな……ハマると奥が深ぇぞ。たぶん。(無理強いはしないが、台を譲るように、しかし見守るために一歩横へ。「これなんか、お前っぽい気がすんだけど」とこれもまた何となくの直感で、ハチワレの猫を指で示した。乗ってくれるのであれば挑戦を見守るだろうし、そうでなければ少し歩こうと提案してそのまま情報共有の流れとなるだろう。別れ際にはぬいぐるみを握り締めた手をゆるく振り、「頑張ろうな」と鼓舞を投げて立ち去るはずだ。)
02/08 00:53*84
(快活な打刀の姿に頬は緩む。審神者を探す任務中で張り詰めていた緊張がふと緩んだと言うべきか、すこしほっとした。)へぇ…凄いや!本当にこの箱だけじゃなくてお店の中も色々ありそうで、凄いな。(遊び方の説明には頷きながら繰り返せば、感嘆めいた吐息を零した。そっと店内を覗いてみれば賑やかな音楽が鳴り響き、様々な形状の箱が所狭しと並んでいたりで吃驚だ。)そうですよ、僕に渡すよりそっちの方がずっと良いと思います!豊前江さんの主さんも絶対喜ぶと思いますよ。なんたって豊前江さんが初めて救出した猫ですしね!(自分よりこれ以上ないぐらいに相応しい贈り先を彼が導き出せば、満面の笑みで大きく頷いた。そして彼の手の中に収まる猫を突きながら「はやく主さんに会いたいですね」なんて独り言ちて。挑戦の誘いには思わずきょとんと目を見開き首を傾げたが、「やってみます」と大きく頷いてから台に向き合おうか。―狙うのは示されたハチワレの猫。彼に教えて貰った遊び方を頭の中で繰り返し唱えながら慎重にボタンを押し、見事手に入れる事が出来た暁には「出来ました!」と彼に自慢げに見せるはず。――その後幾つか情報を交換して、別れ際に大きく一礼すれば)豊前江さんも、ご武運を!お互い良い結果を報告できるよう頑張りましょう!
02/09 23:58*89