一期一振

いちごひとふり
練度92 177cm

万屋街

性格備考

粟田口吉光が手掛けた唯一の太刀、それがこの一期一振である。優しく穏やか、この評価が最も適しているだろう。物腰柔らかで落ち着いた性格は、兄と呼ばれるに相応しいものの筈。弟たちを大切にする心は変わりなく、優しく、時に厳しく接している。浮かべる笑顔はあたたかく、時に儚げだとは誰が言ったのだったか。兄としての性分か、はたまた違う感情に由来するものかはさておいて――傍に控える一振りの刀として、必要以上に主張することはしないものの、審神者たる人とこの本丸のことは何かと気に掛けているらしい。向ける好意の名がはっきりとわからずとも、二人で過ごしたいとの願いは確かなもの。戦場の中器用に、要領良く、誉を虎視眈々と狙い続けて幾日。漸く手に入れた機会に告げた望みの先、主はどのような表情をするのだろう。叶うのならば、主も笑ってくれると良いのだけれどと願うばかり。頭の回転が速い割に自らの感情に鈍いのは付喪神であるからか、はたまたただ疎いだけなのか――それとも、気付きたくないのか。尊敬、敬愛、親愛、友愛。“主”や弟たちに向ける愛と、主個人へ向ける愛の種別の差を知るのはもう少し先の話。

この本丸に数いる刀たち。
その中で、私は主の目にどのように映っているのでしょうな。