fuk.jpg

(一口差し出したりんご飴、当然残りは全て自分の腹へと納まった。綿菓子もそう。身軽になった筈の手元には、本丸への土産だけが握られている。―案の定買い出し組に見つかって、歌仙くんには内緒にして下さい…と情けなく告げたけれど、愉快そうに笑っていた鯰尾は全く信用ならない。きっと、先に帰った彼らから報告を受けて、本丸入り口には鬼が立っている筈だ。それを思えばあまりに憂鬱過ぎて、自然と足取りはゆっくりしたものに。…とは言え、そればかりが原因でもないのだけれど。)…怒られ…ますよね、ええ、きっと怒られるんでしょうね…ううん、何であそこで出会ってしまったのでしょうか。(さっさと食べてしまえば良かったのに、勿体なくてゆっくりと食べていたのが原因でもあるけれど。それ以上に、今日は本当に楽しくて、少しでも手元に残しておきたくて、ついちまちまと食べてしまったのは自分の失態だ。)でも、まあ…ふふ、楽しかったですねぇ、ええ、今日、本当に楽しかったです。堀川くんはどうです…?ちゃんと、君のご褒美になっていましたか?(彼の褒美の筈が随分と自分も楽しんでしまった。彼も楽しめていればいいのだけれど、とからんころんと響かせた下駄の音、左手は彼と繋いだままの筈だ。「本丸に着くまでは、良いですよねぇ?帰るまでがデートでしょうし」そんなことを口にするあたり、自分は相当浮かれている。)

06/25 01:16*6

hrkw.png

(やんわりたったフラグと云うものは恐ろしいものであると身に沁みたのは自本丸の刀達と出会ってしまったこと。そして何より面子に問題があった。おしゃべりも愉しいことも好きな刀達─特に筆頭一振に主人は声をかけていたが無理だろうな、と。行きはよいよい、帰りは怖い。そんな一節を体感するであろう未来に諦念を浮かべ。まあ其れは横に並ぶ彼も同じだろうが。後悔を連ねる姿に、まあまあと苦笑混じりに宥めつつ)歌仙さんなら、僕らの帰宅時間を予想立てて確実に門で仁王立ちしてると思いますよ。……鯰尾くんっていうのがまた良くなかったですね…(面白くなりそうなことを黙っている習性は彼に無い。去り際も繋がれた掌と此方を見ていい笑顔で指を立てたくらいだ。)もうお説教が逃げられないなら、いっそ遅く帰りましょうか?回り道でもしてさ(悪戯めいた小さな笑みは一つ提案を口走る。最終的に小言を貰うなら一つも二つも同じ。それなら、少しでも二人の時間を長引かせようなんて狡いだろうか。)主さんが楽しんでくれたなら何よりです。ええ、僕も楽しかったですよ?一日なんてあっという間だなって感じるくらいには…ご褒美だって主さんから沢山貰いましたよ!(誉の褒美として頂戴した彼との一日は束の間。にこやかに告げる感想は本心からのもの。立ち寄った店での一幕、色々な表情を見せてくれた好い人、繋がれた温度。全てが今日という日が無ければ知れなかった訳で。絡めた指先に力をやや込めて、「本丸に着いても僕はこのままでも構いませんよ。デートじゃなくたって繋いでくれたら嬉しいので」なんて冗談めかした口振りは笑うけれども。存外本気だったりもするのだ。)

06/25 09:44*10

fuk.jpg

(きっとこれも言霊の力なのだ。彼らと会ってしまったのは自分が口にしたから、何となく理解しているからこそ反省もしている。迂闊に口にしてはいけない。だがしかし過ぎたことは仕方ないし、それも含めてのデートだったのだろう。)…塀をよじ登ってでも避けたいですね…まあ、余計に怒られるでしょうけれど。彼は、うん、絶対喋りますね、ええ。歌仙くんだけじゃなく、今頃本丸中に広まってそうですねぇ…。(はは、と苦笑しては頬を掻く。困った様な言葉への、彼の提案にぱちくり、目を瞬いた。確かにそれも一理ある。)…そうですねぇ、確かに今更ですし…今はまだ、怒られたくないです。折角楽しかったので、もうしばらく、帰りたくありませんね。(穏やかに頷きながら告げた言葉の中には、少しだけ嘘が混ざっている。怒られたくもないけれど、帰りたくないのはもう少しだけ、彼と二人で居たいから。)ふふ、本当に楽しかったですよ。このところ忙しかったですし、良い息抜きにもなりました。…さて?僕は、何か君に差し上げましたかね…?(寧ろ貰ったのは自分ではないかと、不思議そうに首を傾げる。物理的に物も貰ったし、嬉しいや楽しいと言った感情も沢山、それから幸せも。指先に込められた力に、告げられた言葉に、少しだけ照れ臭そうに笑って、「…人目がなければ、考慮しましょう。皆さんに揶揄われそうですし」当然拒絶は、しなかった。)

06/25 11:39*14

hrkw.png

(お説教イベントは確かに避けれるならば避けて通りたいが、まさかそれが堀越えなんて斬新な発想に辿り着くとは。物の例えだろうけど、その姿を想像し小さく噴き出した笑声は堪らずと云った風に。)…ふ、主さんの登る姿は想像できませんね。落ちそうで(意地の悪い物言いは瞳を細めて)食べ歩きの方と─……、こっちも?(言い淀んだ言葉の先と視線は繋がる掌、そして苦笑。やれ進展があったんじゃないか、堀川が遂に腹を決めたのではないかなんて邪心されているであろう本丸が容易に想像でき─鯰尾藤四郎に灸を据えねば、と思った。)そう言ってくれると思いました!…僕もまだ帰したくないなあ、なんて。さ、もう少し寄り道でもして帰りましょう(賛同を得られれば、直ぐ様帰途の道順を変更。引く手は万屋街からゲートへの真っ直ぐな道を外れ、横道から行ける遊歩道へ抜ける。ここからもゲートは行けるものの、それなりに回り道にはなってしまう故か時間帯も相俟って人影はぽつり、ぽつり程度で閑静としていた。)良かった。また、息抜きのお供ならいつでも引き受けますよ?
……やだなあ主さん。最初に言ったじゃないですか、時間を一日頂戴って。二人で一日過ごすって簡単じゃないから、それだけでも沢山貰ってるでしょ(それこそ大所帯の本丸では難しい話であるし、審神者と共に外出したとしても大概は買い出しや護衛なのだから早めの帰還が望まれるし。こんな機会は早々ないから、と頷き。「……うーん。それは、僕の忍耐力次第な感じですね。」人目のないところ、ふたり。可愛らしい返答に喜んでいいやら、困っていいやら。笑ってみせた顔には困ったような色を湛え。)

06/25 17:53*21

fuk.jpg

(冗談ではなく、お説教から逃れられるのなら本気で塀を越えるつもりだったのだが、彼に笑われると少し眉を下げて、)そんなに鈍臭そうに見えます…?そりゃあ動きが機敏とは言えないかもしれませんけれどもね、頑張ればいけると思うんですよ。(落ちそうは流石に不服だったのか、むぅ、と唇を尖らせて、)?こっちは別に、何も言わないんじゃあないでしょうかねぇ…歌仙くん、馬鹿にするような子ではないですし。(言われるのだろうか、と繋いだ手に視線を落とす。歌仙は、自分の気持ちを知っている。ずっと一振り刀剣のことを見てきたのを、彼だけは、知っているから。今夜は少しだけ、歌仙に報告会をするつもりでいたりする。)はは、帰したくないって、帰る先は一緒じゃあないですか。さてまぁ、どこを回りましょうかねぇ。(そうは言いつつ、この優柔不断に決められる筈もないので、彼に手を引かれるままついていく。ひどくのんびりとした足取りは、それだけ本丸へと帰る時間を遅らせるだろう。)お願いします、君と過ごすのは…本当に、楽しかったので。でもねぇ堀川くん、それを言うのでしたらね、僕も君の時間を貰ったんですよ。(本丸内では、そうそう二人きりにもなれないし、何より、二人きりになる理由も言い訳も、作れやしない。だからこんな機会は稀で、…次は何時になることやら。「忍耐力…?そんなに怒らせてばかりじゃあない筈ですがねぇ…」はて、と首を傾げてみせて。ただ、ちょっと気に掛かることもあるので、足を止めては「堀川くん」と名前を呼んだ。)

06/25 22:24*35

hrkw.png

(不満を訴える表情が覗けば零れていた笑いに苦さが入り交じる。顎に指先を添え、思案する素振りをしながら最悪の状況を一つ。)うーん…まあ運動神経についてはとりあえず置いておいても(曖昧に表現しつつ、言及を避けながら首を傾ぎ)それをやろうとしたら多分ですけど、買い食いより歌仙さん怒ると思いますよ?(「下手して怪我までしたらさすがに僕も責任感じます」視線を真っ直ぐ向け宛ら幼子に言い聞かすように柔い口調は、案にもし機会があったとしてもやらないようにとでも言いたげ。)…主さんは大丈夫じゃないかなぁ。僕は……そうだね。とりあえず、主さんは皆に大切にされているから。だけど鯰尾くん達あたりから、からわれるのは覚悟しておいた方がいいんじゃないですか?(詳細までは述べず、軽く言葉を濁した。主人自身も元服を迎えているとは言え、心配性な刀剣も一定数居る訳で。二人だけの一日は許したが他については…なんて目尻を吊り上げ苦言を溢す姿まで鮮明に瞼裏に浮かぶ。)少し先に座れるところがあるんですけど、そこに。…渡したい物があるんです(歩道に沿って植えられある花々と自然のアーチのように見える木々を通り抜けた一角に幾つか置いてあるベンチや机は休憩スペース。引く手の目的地は其処だろう。到着すれば、主人に座すよう促して。)次も二人で?……僕の時間でよければ何時でも主さんに渡しますよ。僕が、主さんと居られるのが嬉しいから(投げ掛ける問いは軽快な響きでくすりと微笑み。次いだ言葉には、一つ二つ瞬く瞳は嬉しげに弧を描く。"二人で"なんて難しい機会だというのは承知の上。此度の機会も褒美制度があった上で成り立っているものだから。)…あまり隙を作られると困るってことですよ(一つの許容が通れば、あれもこれもと欲してしまうのが欲というもので。苦笑いを浮かべたまま、彼の呼び掛けに反応を示し同じ様に足を止めた。)どうかしました?

06/26 08:22*48

fuk.jpg

……怒り、ますねぇ。(絶対に、怒る。あの刀は、朝言ったのだ、「今日の着物は少し良いやつにしたから、絶対に汚さないように」と。その格好で、そうじゃなくても主たる審神者が塀を超えるなんて、雅じゃない!と特大の雷を予想して眉が下がる。それに、変に心配を掛けるのも嫌だったので、「…そんな機会がないように、努力します」少しだけ膨れ面なのは見逃してほしいところ。)君だけ誰かに何か言われるんですか…?それはいけません、悪いことをした訳じゃあないんですから、…鯰尾くんのことは今は忘れましょう、ええ、頭が痛くなりそうなので。(確かに彼にはからかわれそうだな、と思うと少し恥ずかしい。手を繋いでいたのを見られただけなのに、明日にはこの恋心が本丸中にバレているのではないかと、そんな気さえしてくる。)では、少し休んで帰りますか。…渡したい物、ですか?はて、ピアスではなく?(引かれてついて行った先、促されるままにベンチに腰掛ける。触れた部分がほんのりと冷たい。)え、ええ、次も、二人で…また出掛けましょう、誉のご褒美じゃなくっても、僕は、君と出掛けたいですよ。(それこそ、今度は自分の褒美として。仕事を頑張れば、成績が上がれば、実績を出せば、強請っても良いのではないだろうかとすこうし、頬が緩む。)隙を、作る…。(難しいですねぇ?と呑気に首を傾げていたけれども、足を止めてくれた彼に、ずっと疑問だったことを問い掛ける。)…今日は、デート、なんですよね?何故、と言うのも可笑しいんでしょうけれど…僕とのデートで、本当に良かったんです?

06/26 20:23*61

hrkw.png

(歯切れの悪そうな物言いからしても正しくもしもの未来を想像出来たのだろう。眉を下げて少々膨らんだような頬も、細やかな抵抗でやることが可愛らしいと云うか。「それが一番ですね。買い食いは一緒に怒られましょう?」暖かみのある眼差しが掛ける言葉は、柔らかく。)……あはは。大丈夫、これから怒られるような事をすることにはなると思うので。大人しくお怒りは受けます。……本丸に戻ったら、しっっかりお話ししておくので安心して下さいね。(悪い事と迄は思わないが心配性な刀剣達からすれば問題なのも、分かっているので苦く笑う顔は早々に諦念を決めている。ただとある脇差については元より"お話し"をするつもりであったので、やや圧の感じられる微笑みは綺麗に笑って宣言をしておいた。)、うん。僕もまだまだなぁって思うけど。やっぱり、主さんに自分を着けてもらいたいって思ったんだ。(彼が腰掛けたのを確認すれば己はそのまま立った態勢で、一度解く掌。本日購入した硝子細工店の小ぶりな紙袋を取り出せば、開封する口から現れたのは堀川国広の瞳の色に良く似た硝子玉を使用し、作られたシンプルなブレスレット。「今、僕が着けてもいい?」なんて伺いを立てるよう彼の顔を覗き込む口吻は否の選択肢を塞ぐように狡い。)…素敵なデートの御誘いですね?(欲しいと思っていた言葉を易々と手向けてくれる彼をやや揶揄うような形になってしまったのは恐らく気恥ずかしさ故のことで。)‥そうですね、主さんはそもそもデートって好いている人以外誘いますか?(疑問を疑問で返すような口振りは愉しげに弾む。己ならしないと言いたげな遠回しは、平生通り笑う。それから、彼との距離を身長差を埋めるよう動かした足は捉えることが出来れば両手共に指先を絡め、退けぬ態勢を整える。上手くいかずとも、耳付近に寄せた唇は「隙ってこういうことですよ。…好きだよ、主さん」そう、しっかり呟めく。)

06/27 07:14*76

fuk.jpg

(納得はしていないけれど、理解はしたし、結局どの道怒られることだけは確定しているので、これ以上の抵抗は無意味だろう。それに、一人じゃないだけマシである。「…分かりました、甘んじて怒られましょう。」ほぅ、と溜息が漏れるけれど、彼と一緒ならばきっと大丈夫だろう。)え、怒られると分かっているのでしたら避けるべきなのでは…いえまぁ、僕は人の事言えませんけれども。では、彼の事は君に任せましょう、あまり言い触らさないよう釘を刺しておいて頂けると助かります。(何だか見かけただけの脇差がご愁傷様である。)……きれい…。いつのまに買われたんです?(離れていく手が名残惜しく、恨めしい。ブレスレットが出てきた袋には、ピアスを買ったのと同じ店のロゴ。なるほど店の入り口で待っていて、と、この為でもあったのだろう。彼の色を宿したそれをぼんやりと見つめて、問い掛けにはこくりと小さく頷き、右手を差し出した。)…揶揄ってます?先に言っておきますけどねぇ、ちゃあんと、デートですよ。次も、君と二人で出掛ける時は、デートです。(彼の口振りに不満を表すへの字口、けれどそこだけは断言する。彼と二人でのお出掛けは、デートである。)質問に質問で返すもんじゃあありませんよ。……あの、ほりか…(両手が塞がれてしまって、逃げ場を失った。驚いて紡ぎかけた彼の名は、耳朶打った言の葉に途切れて消える。見開かれた目、言葉の意味を理解すれば徐々に赤く染まっていく肌、わななく様に震える唇は、何とか言葉の続きを探して。)…僕は、その、審神者です。いつも君だけの主になってあげることは、出来ません。ですが…時々は、君だけの主になりたいと、そう、思うんですよ。……すみません、上手く言えなくて…、(まるで独り言のように、蚊の鳴くような小さな声は落とされる。)

06/27 11:29*82

hrkw.png

さっき、会計する時にね。ちょっと見えたから、主さんに内緒で買っておいたんだ…身に付けて欲しくて。ピアスは主さんにまだ早いかもしれないですし?(にこにこと笑う顏は優しげであるものの含みのある口吻は明らかにからかいの色を乗せて。唯、嘘も言っていない。彼が痛がる素振りや我慢が見えようものなら手を止めるつもりなのだから、ピアスが難しければそれ以外の己が選んだ物を身に付けさせたいなんて独占欲と我儘故に。素直に差し出す彼の右手首にそれを嵌めて、「どうですか?」小首を傾げ様子をうかがうのだろう。)ふふ、はーい!主さんからの御誘い楽しみにしてますね?(拗ねてしまっている彼には悪いが、彼発信の逢瀬を強調する物言いに嬉しげな笑みは我慢出来ず、零れ落ちる。)……(この態勢だと顔が見えないのが残念だなあ。耳朶付近まで染まる赤は、酷く熟れて見えた。かわいい、いとおしい。浮かんでは消えるもて余す感情達を抱えつつも、彼の言葉を声を聞き逃さないよう噛み締め)僕は─僕達は主さんの刀剣です。歴史の為に、正しく使って貰えるならそれが一番。だから、僕だけの主にはならないで下さい。(か細く切れてしまいそうな声を繋ぎ止めるよう、柔く包むような声色は宥めるように背を叩くが如く。)…僕もどう言えば伝わるかな。主としてのじゃなくて、─…風夏さんの隣が欲しいんです。いつもじゃなくていいです、たまにでも構いません。風夏さんの時間を僕だけに貰えませんか?他人には、渡したくないんだ(固い声色は真剣さを孕んで。"主としての風夏"ではなく、"風夏自身"をいとおしんでいるのだと。堀川も整理のつかない感情をどう表現するか考えあぐねたが、これ以外の言葉が見当たらず。彼の指先を捕まえている力を弱めて、彼の意思ひとつで安易にほどけるだろう。)…逃げるなら今の内に(それは堀川国広からの選択肢。告げる声は淡々と苦笑いをおり混ぜて。)

06/27 22:45*102

fuk.jpg

…そういうところが男前なんですよ、君は…。身に付けますよ、ブレスレットも…ピアスも。ねえ、いつか揃いの物が欲しくてピアッサーも買ってあるんですから、帰ったら、ちゃあんと開けて下さいよ。(からかう口調の彼に、捨てられた子犬みたいな目をして懇願するように紡ぐ。折角買ったピアスだってちゃんと付けたい。右手首を彩る鮮やかな空色に目を細め、夕日に翳しては、ゆるゆると口角は上がって、「…うん、僕の好きな色です」幸せに、はにかんだ。)…僕だって、好いている相手しか、デートなんて誘いやしませんからね。(ぽそり、と小声で溢しては、別に良いですけどね、と完全に拗ねた子供の呟きは独り言のように落とされる。きゅう、と繋いだ両手の指に、すこうし力が籠る。困った様に下がった眉、言葉を探して、選んで。彼の言葉のどれもこれもが嬉しくて、同じように、返せたら、と。深呼吸を一つ、それから、)…審神者の僕は、君だけの主にはなれませんが…君が、望むなら、ええ、それを望んでくれるのでしたら…、――主ではない、風夏は、君に全部差し上げます。…困りましたねぇ、折角君が逃がしてくれようとしているのに、僕はそれを望んじゃあいないんです。(彼の力が弱まった分、此方は握る指先の力を強めて。照れ臭そうに目尻に朱を乗せてははにかみながら、「僕は、堀川国広を好いていますよ」腰を屈めて目線を合わせた。告げた言葉は緊張で、少し震えているだろう。)

06/28 05:08*114

hrkw.png

主さんの前だからですよ。……ブレスレットならつけ忘れません?(いつぞやの硝子細工店での一幕を思い出して、くすりと笑う。)……そんなに可愛いことしてたんですか。うーーん…でも、痛みを無理するものでもないですし。(向けられる言葉の端々に溢れ零れるあいらしさに、ついついと顔を出した心情は余裕の無さそうな一言を投げ掛けて。少しばかりの思案。主人の様相をチラリ、と見遣って「……はぁ。僕も甘いですね。本当に痛いかもしれないですよ。いいの?」再度念を押してそれでも食い下がるようならば、多少の痛みも我慢をお願いしながら機械を手にし近い内に彼の耳に触れる未来があるだろう。)大事にしてくれると嬉しいな。……ブレスレットとかピアスを贈る意味って知っていますか?(はにかむ様子から気に入らないといった感情は窺えないから、恐らく贈り物としては巧くいったのだろう。自身の色を喜んでいる微笑ましい光景を眺めつつ、ふと口を割ったのはほんの小さな好奇心から。)あははっ、ごめんなさい。主さんが態々デートって言葉にして言ってくれたのが嬉しくて。…だから、今度"好きな人"を誘って頂けますか?(彼を覗き込んで。ちょっと意地悪な言い方だっただろうか。些細な呟きを拾った一振は、苦く笑いつつも訂正する気はサラサラないのだから本当に意地が悪い。)……風夏さんのそういうところは美徳だと思うけど、少し馬鹿だなあとも思います──…僕は結構ずるい方だし、全部くれるっていうなら遠慮せず全部貰うから。だから、(こもる指先の力は己のものでなくて、でもそれが嬉しい。真っ直ぐと視線の交わり合う場所で、空色も射抜くような空気を湛え「…待ってた。風夏さん、好きだよ」柔く告げる顏は珍しくも歓喜混じりの眦が下がった情けないものだろう。そのまま、額同士を軽く付き合わすことが出来るならば)誉のご褒美、今欲しいものが出来たんですけど。

06/28 22:02*130

fuk.jpg

そういうことをさらっと言うんですからもう…着け忘れませんよ、大事にします、ええ。(視界に入る物なら、きっと着け忘れたりもしない筈だと苦笑して。)う…そんなに、痛むんですか……。いやですが、大丈夫です、ええ、きっと、大丈夫。(痛いのは嫌だなぁ、と少し眉が下がるけれど。結局、お揃いの物が欲しいと言うことで自身の中で決意は固まっているから、「いいんです、だって、そんなに長引かないでしょう?」望んだのは自分である。引く気はそうそうない。きっと、開ける直前になって少しの動揺を見せるだろうけれど、それでも、最終的には彼に頼むだろう。)当たり前じゃあないですか、もう既に僕の宝物ですよ?…贈る意味、ですか?ええと、何でしょう、単純に贈り物として以外になにかあるんです?(短い人生で、交際歴の殆どない男は不思議そうに首を傾げる。そう言えば装飾品を誰かに贈ったことはなかったなぁ、とその意味を考えてみるけれど、調べたことがない物に関しては、とんと疎く思い付かず。この綺麗な空色に、何かあるのだろうか。)もう、すぐ揶揄うんですから…良いですよ、ええ、何度でもお誘いします。ちゃあんと承諾して下さいよ?(ちょっとの意地悪も、鼓動が早くなるような視線も、好いた相手だから文句は言っても決して嫌ではなかった。)はは、馬鹿は酷いですねぇ。…そういう狡いところも、嫌いじゃないですよ?だって、君は案外邪道ですもんね?(ふは、と小さく噴き出してしまったのは、愛しさが溢れてしまったから。触れ合う額は少し照れるが、伝わる熱は心地良い。「お待たせしてすみません、…僕も好きですよ」口にするのはやはり、ちょっと照れる。)!ええ、ええ、言って下さい、何が欲しいんです?(今日は彼に貰ってばかりだから、何か贈りたいと考えていただけに、食い気味に応える声は弾んで。)

06/28 23:27*135

hrkw.png

(痛みに関してはやはり未だ抵抗があるようだが、それでも引く様の無い反応に思わずと苦笑い。眉の下がる顏に一つ短く息を吐いて、「痛みをなるべく与えないよう、尽力しますので。」健気な彼からの頼みには弱め。肩を竦め、頷く様子は根負け宣言。)ピアスは「いつでも身近に感じてほしい」、ブレスレットは「ずっといっしょに居て欲しい」なんて意味合いもあるんですって。現世の方達の発想って豊かだなーって。(彼との一日を考えていた際に気にしていた兄弟刀から授けられた知識である。硝子店にて純粋に喜ぶ彼に些か罪悪感を覚え、明かさぬ心算だったが繋がった想いに思わずと口唇は緩む。「どうしても、僕が会計したかった意味分かりましたか?」にこにこと微笑む。つまりは、そういう意味。)僕は主さんの誘いなら断ることなんてないよ、好い人からなら尚更。(一つ一つに反応を示してくれる彼の可愛らしさに絆されつつも、いとおしさ滲む柔いトーンは"好い人"を態とらしく強調させながら。)いつか壺とか騙されそうな空気感もあります。……それを身を以て体感することになるのは風夏さんだけどね?遠慮しないよ(漏れた笑声に、少々不満げな色を眼差しに乗せるけれど。まあそれも一瞬のことで。ふと直ぐ切り返すのは、丁度良いとばかりな犯行声予告と三日月描く口角。「…可愛い顔。他には見せないで下さいね?」些か照れた姿に思うところがあるのか、ぽつり落とす呟きの響きは思いの外力強く。)……ちょっと静かにしてて(言質は取れた。弾む声色の彼を騙すようで申し訳ない気もするけど、欲しい物なのだから仕方ない。元より額同士の触れ合いにて近い距離感。少し位置を下げた顔は真剣さを孕み彼の唇─の端付近にそっと己のそれを押し付けて、離した。)次のデートは、こっちでもいい?(親指の腹で下唇の縁をなぞって、低めな声で耳朶へ囁き落とす。近い距離で瞬く空色はぎらついた光を湛え。)

06/29 22:32*160

fuk.jpg

(自分の耳朶に触れては、少し考える。開けるのは一瞬だと聞いたのだけれど、違うのだろうか。「期待してます、痛かったら…そうですねぇ、僕は拗ねると思うので、甘やかしてもらいましょうかね」開けてくれる気になったらしい彼に嬉しそうに笑みを浮かべる。一週間もすれば今日買ったピアスがつけられるだろう。)はぁ、そんな意味が…色々あるのですねぇ……え。えっと、そう、ですね…ずっと一緒で、身近に感じて欲しい、という事です、かね…。(にこにこと笑う彼に、じわじわと灯る熱。今日は本当に、彼に振り回されっ放しである。嬉しいし、恥ずかしい。)…じゃあ、誘います。沢山デートして下さい。(繋いだままの手を自身の頬へと当てさせて、お願いしてみよう。きっと、僕の神様は叶えてくれると確信して。)……壺?…そう言えば、ねえ、万屋街の裏道で、壺を売っているんだとか。買うと怪我が減るんだそうですよ、気になりますねぇ。良いんじゃあないでしょうか、それを僕が望んでいるんですから。(何とものんびりした発言は分かっているのかいないのか。しかし囁かれた言葉に、困った様に眉が下がる。可愛いと言われるような顔はしていないつもりなので、見せないでと言われてもどうしたものか。)え、ちょ、……(静かに、と言われて黙ったと言うよりは、驚いて言葉が紡げなくなったが正解であろう。唇の端に触れた感触に、今日一赤く染まった顔で、ぱくぱくと口を開閉する。何か言わなければ、でも、言葉が出てこない。)き、君ねえ…!……それだと、ねえ、デートに誘った時点で、僕が君にキスして欲しいと言ってるようなものじゃないですか…。(何て誘い辛いことをしてくれたのだと恨みがましく文句を言ったけれど、でも、と少し考える。嫌かどうかで言えば嫌な筈もなく、「…今日はお預けなんですか?」響いた声はほんの少し、物欲しげ。)

06/30 16:15*172

hrkw.png

(仕草ひとつとってもかの脇差からすれば愛らしく映るのだろう。うっそり、と細めた空色は伸ばした指先を彼に倣い耳朶へ触れられるならば。「いいですよ……もう良いって言われてもやめないって条件は付きますけどね」平然と言い放つ様子から見ても、本気ととれる口振りは笑顔で追加条件を課す。)そういうことですよ。…主さんの身近に刀剣としても恋人としてもずっと、置いてもらえば。そう思いまして(言葉の真意としては、恋人のその先だって見据えたいところもあるけれど。そこまで焦れるところでは、ない。だから現在、心に留めて置いて欲しいことを。)もちろん。僕からもまた沢山誘わせて下さいね?(お願い上手な可愛い恋人の願い事を呑まないなんて選択肢は無い。返事を返す声は甘ったるさ滲むトーン。)……主さん、そこに出掛ける時は僕か歌仙さんを必ず連れていくように。いい?……そう言われると叶わないなぁ。…なるべく気を付けるようにはします(平生通りとも捉えられるような彼に、小さく苦笑を漏らして自戒を一つ。許容ばかりしてくれるからといって、我儘ばかり重ねるのも如何なものかと考え直した故だ。)……ご褒美、頂きました。(朱色の支配する顏を簡単に見せてくれる彼に再度手を伸ばしたくなるのも仕方ない衝動だろう。僕の人が、こんなにも可愛い。唇の開閉を繰り返すかの人に向ける眼差しは溢れんばかりの愛しさだけ。)あはは。(純粋にあげる笑声はそこまで考えていなかったのだろうことが窺える。)そう言えばそうなりますか。余計に次のお誘いが楽しみになってきましたね?デートとキスのお誘いなんて(不満の折り込まれた文句にもサラリと笑ってかわそうものだから、神経の図太さが浮き彫りになる。「……風夏さんから誘われる楽しみがなくなっちゃうから、これで我慢できる?」再度縮ませた距離は同じ箇所へ、先よりもやや強めに長く押し付けられればゆっくり離すだろう。)

06/30 22:30*185

fuk.jpg

(耳朶の柔らかさをふにふにと確かめていれば、重なる様に触れる彼の指先にびくり、と震えて。ただ最初程の動揺も見られず、ええと、と困った様に笑うばかり。「…甘えるのは止めておきましょうかね」ちょっと手を握ってもらう程度で良かったのだが、そういう訳にもいかなさそうだと知れば残念そうに呟いた。)…君だけ分かっていて用意したのは、狡いですよ…。……こい、びと…あ、そ、そうですよね、両想いなら、恋人、ですよね、……(そうか、恋人なのかと自覚すれば熱は一向に引かず。何せお付き合いできるだなんて夢にも思っていなかったので、その名称には慣れぬまま。)嬉しいです…堀川くんからのお誘いも、楽しみにしておきます。ねえ、次は何処へ行きましょうね?(まだ今日のデートだって終わってない内から次へ想い馳せるのは、流石に気が早いだろうか。)そりゃあ構いませんけれど…壺の目利きなら歌仙くんが適任ですかねぇ。ふふ、なんだかんだ君が甘いのを知っていますから。(けれど彼の我が儘を聞くのも好きなのだから、時折は甘えて欲しいところである。)……何も、あげられてないですよ…(あげたと言うより奪われた。ううう、恥ずかしさのあまり呻いてしまうけれど、嫌ではないのが困りもの。両手が繋がっているから、顔を隠すことも出来やしない。)…次のお誘いが数か月後になっても文句言わないで下さいよ…君のせいですからね。(むぅ、とまるで気にしてない様子の彼に告げてみるものの、それまで自分が我慢できるかと言えば怪しいところである。「できないと言ってもしてくれないんでしょう?…いいですよ、次の楽しみに取っておきますから。」二度目は、驚きはしてもさっき程じゃなかった。離れていくのを惜しんで、繋いだ手を軽く引いて、彼の右手の甲に口付ける。「これで我慢しておきます」と笑う顔は、満足げだ。)

07/01 06:35*195

hrkw.png

主さんの気を引きたくて必死だったので…って言ったら納得してくれますか?……うん。僕は、そう思ってるけど主さんは違う?(枠の変わった関係性を表すことにまだ照れの残るような相好に自然と紡ぐのは確認するかのような物言いで。顏と同じく優しげな声色は問いかけて押し黙る。まるで堀川発信でなく、彼からの宣言を待ち侘びているかのように。) そうですね。主さんとなら、何処でも楽しいと思います。万屋街でも現世でも─…あ、別に部屋で過ごすのだって、二人ならデートでしょうし?(何でも良いというニュアンスでなく、あくまで"二人だけで過ごす時間なら"場所関係なく楽しめるだろうと。まだ二人の時間を僅かと残しているが、二人での先を考えて馳せるかの人をみつめて、悪戯めかして笑う口唇は「部屋で泊まりでもいいですよ」なんて、冗談か本気か脇差にしか分からぬことだが。)…胡散臭くない買い物をしない為でしたら歌仙さんの付き添いで行ってもらって構いませんので。ひ、と、り、で行くはやめてくださいよ?それは困ります。我慢できる内がいいなと思うので、風夏さんに頑張ってもらわないと!(可愛げの残るおあずけ宣誓に大して困ってなさそうな顏は、声を漏らして笑うだろう。「さあ?その時にならないと分かりませんけど。…案外我慢しないかもしませんしね。…そう、いい子です」物分かり良く引いてくれる彼に平然たる態度をとり続ける割には、胸を撫で下ろす──筈だった。手の甲にふれた熱、ものに踏み負けしたブレーキはやや、動く。)…っはは、風夏さんは煽るのもお上手ですね。あんまり、困らせないで欲しいけど。…うーん、我慢強い方だとは思ったんだけどね(手首、目尻、頬。順番に軽く触れさせて行く唇。視線は彼から外さないまま、つい衝動のままに行動を起こしてしまったけれども。)さ、そろそろ本丸に戻りましょう?(次までのあわいに、平生通りに笑っている筈。)

07/01 22:54*215

fuk.jpg

う…そう言われますと、狡いとも言えなくなってしまいますね…。……違いません。あの、…恋人に、なって頂けますか…?僕は君が好きなので、お付き合いして下さい。(形式を踏まねば実感が湧かないのは、日本人の特性だろう。先に彼が口にしてくれたのだから、断られることはないと分かっていても、それを改めて口にするのは少し緊張する。)ふふ、現世も確かに良いですね。堀川くんなら、上手く溶け込めそうな気もしますし。…確かに、おうちデートと言うものも有りますしねぇ。でも、皆さんいらっしゃるので落ち着かない気がします。(賑やかな本丸内で二人きりはなかなか難しかろうと、苦笑して。けれどそれも悪くないと思えた。お泊りもきっと楽しかろうと、「童心に帰って枕投げとか良いかもしれませんねぇ」と、随分子供っぽい発言が飛び出す。)…どれだけ信用ないんですか、僕。ちゃあんと見極めてからでないと買いませんよ?でもほら、本当に効果が有るのでしたら良いかなと思うんですよ。…僕が頑張るんですか?(はて、と首傾げては何を頑張れば良いのやら、と。勿論必要とあれば頑張るのは吝かではないのだが。「じゃあ僕はどうすれば良いんですか…このままだとずっと気が抜けないじゃあないですか」何時訪れるとも知れぬその時を警戒して気を張り続けるのは、流石に難しい。とは言え、呑気な男は明日には忘れていそうだが。)君が意地悪ばかりするからですよ。…僕ねえ、結構我が儘なんです。それに甘えたがりなので、放っておかれると拗ねます。(順々に彼の唇が触れた場所へと熱が灯って、心臓が早鐘を打つ。真っ直ぐな視線に射抜かれてしまえば、蛇に睨まれた蛙のように、指先一つ動かすのも儘ならない。唇が離れて、ずっと水中に居た様に止めたままの呼吸が、漸くゆっくりと息が吸えた。)…そうですね、覚悟を決めて怒られに行きましょうか。(片手は確りと握って、照れ臭そうにはにかんだ。)

07/02 01:00*223

hrkw.png

(改めて触れられた言葉に感極まった想いが、胸のうちを駆けめぐった。衝動のままに腕を伸ばして、かなうなら愛しい人を抱きしめてしまおう。熱の篭ったため息をつく。)…はい。ねえ、主さん。僕も貴方ののこと一等好きです。どうか、手離さないで。(願わくば、"恋人"でなくなる時はそれ以上の関係に収まる以外で訪れないように。)主さんの部屋とかなら大丈夫じゃないかな。…うーん。そうですね。主さんは、恋人と二人で泊まることになったら最初に枕投げが想像できますか?(肩を竦めてそう紡ぐ。ちょっと意地の悪い問い掛けだっただろうか。もし、正しく意味が伝わっていようがなかろうが子供に説くような口振りで、苦笑いを浮かべる脇差は「最低限の危機感は持ちましょうね」母親のようなそんな。)…全くない訳ではないですけどね、ええ。(曖昧に濁すのは一応彼の心情を配慮した上でのことだろう。)…本当に効能があるなら、今頃審神者さん達の間で広まっていそうだけど。…僕が甘えても全部受け止める覚悟、とかですかね(なんて、冗談半分本気半分。無理を言うつもりはないけれど。どんな反応を見せてくれるだろうってちょっぴりからかいたくなっただけだ。)意地悪?そんなつもりはなかったんだけどなぁ……(シラを切るのが様になってきた脇差はお得意の困り顔。)……うん。あはは、そっか。やっぱり風夏さんって可愛いと思うよ。……じゃあ早くまたの機会を作らないと(「あ、こっちの機会も。ね?」己の唇を人差し指で軽く押して、笑う。唇ばかりがにんまりと揶揄る。)…夕餉までには済むといいですけど。(鬼門を浮かべ、滲むは勿論苦笑い─…一瞬とも言える楽しい時間にも、もうじき幕が降りる。ふたり想いを重ねた今日この時を、いつまでも鮮やかに覚えていたい。だから、)風夏さん。ずーっと僕だけに愛されていて下さいね(いとしいひと。二人だけのエンドロールの先はまだまだこれから。)

07/03 01:33*249

fuk.jpg

(不意に腕の中に閉じ込められたことで、驚いて体勢を崩してしまった。驚きに見開かれた瞳は、彼を捉えて僅かに揺れる。)手放す訳がないでしょう?……僕からもお願いです、どうか、折れないで、傍に居て下さいね。(いつかこの関係が変化するとしても、それは先に進むのであって後退ではない筈だ。)僕の部屋は僕の部屋のようであって、誰でも突撃してきますけどねぇ。…敢えて意識しない様にしてるんですから、言わんで下さいよ、もう。(先日成人したばかりとは言え、流石にそこまでお子様ではなかったよう。意識してしまうと気恥ずかしいので、「…堀川くんを警戒する理由が僕にはないので」つまりは、そういうこと。)…むぅ、少し信頼が足りませんか…もう少し信用してもらえるよう頑張らないとですね。…言われてみればそうですね?(聞いたのは噂程度で、そんなに話題だとは演練会場でもとんと聞いたことがなく。)それなら心配入りませんね、全部受け止めるつもりでおりますから、ええ。(甘えてくれると言うのなら、これほど嬉しい事はない。“甘え”の中身もある程度理解した上で、頬染めつつ笑うのか。)意地悪ですよ…良いです、僕から甘えれば良いだけの話ですし。……君より大きな成人男性相手に、可愛いはないんじゃあないです?…そうやってすぐ揶揄うんですから。(やはり意地悪では?と眉顰めるも、直ぐに口元には笑みが浮かぶ。結局は、その次の機会が楽しみで仕方ないのも事実なのだから。)大丈夫ですよ、きっと、大丈夫です。(幸せそうに手を繋いで帰れば、きっと彼らだってそれ程水は差さない筈だ。代わりの冷やかしは甘んじて受け入れようではないか。緩く揺らす手首に揺れるブレスレット、きっとずっと大切にするだろう。彼の想いと共に。)では君は、僕に愛されて下さいね。この先ずっと。ー約束ですよ、国広くん。(彼と揃いのピアスを着ける日もきっとそう遠くない、そう思えたー)

07/03 14:07*256