ハプニング!特に何も起きなかった!(設定自由)
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(生憎と今日は昨日から続く長雨で、折角の非番だと言うのにあまり気分が上がらない。本丸でのんびりと過ごすのも悪くなかったのだが、気分転換を兼ねて外に出ることにした。傘一つ、ゆらゆらと揺らしながら、万屋街を散歩がてら歩く。水溜りを踏んで足元で水が跳ねたけれど、それほど気にはならない。)…もう夕暮れか…うーん、本丸に帰っても良いんだが、どうもそんな気になれないんだよなぁ。(夕餉まではまだ時間があるし、少しくらい遅くなっても構わないだろう。)軽く食事…いや、甘味でも……うーん、酒でも買って帰るか…?(だがどれもピンとこなくて、歩みを止めることなくうーん、と腕組みして考える。甘い物が食べたい気もするし、酒が飲みたい気もする。ふ、と顔を上げると紫陽花が咲き誇っているのが目に映る。雨に濡れてなかなかに見応えがある。思わず目の前で足を止めてはじっと紫陽花を見つめていれば、近くに他にも紫陽花を見つめる人物が。)…君も散歩かい?どうもこの雨で気分が乗らなくてなぁ…外に出れば何か変わるかと思ったけれど、さっぱりだ。腹が空いてる気がするから、何か食べようかとも思うんだが、どれもピンとこなくてな。甘い物が食べたい気もするし、酒が飲みたい気もして…君ならそんな時どうする?(これはただの世間話で暇潰し。ただ、いいアドバイスが聞けたなら、それを採用することもある筈だ。)
06/16 11:24*440
(馴染みの書店から気になっていた書物を入荷すると連絡を貰ったのは確か先週のこと。生憎の雨でもそう気落ちしないのは機嫌の良さからだろうか、今日は私用であるから付き添いも不要だと断る言葉にすら弾みがあったのは本丸内でも理解されていて見送られた暫し前。受け取った書物は確かに五線譜の描かれたそれで、懐かしさを覚える音符を指でなぞってから少し。思いの外時間のかからなかった受け取りと、雨音すらも音階に聴こえるここに暫く居ても良いと感じた男は近くの紫陽花へ視線を落としていた。)……ん、と言うと君もかな。雨の散歩も悪くないと思っていたところだよ。(紫陽花から垂れる雫が立てる音は傘へ跳ねる雨音へ消されてしまった。次ぐ言葉はしっかりと耳へ入ったが、どうしたものかと目線を上げる。身体はすぐ隣に、気分は少し離れていそうだ。)そうだな、私なら――全部叶えてしまうかな。甘いものに合う酒というのは意外に多くてね、例えばほら、そこの甘味処は頼めば酒も出してくれるんだ。(指差したのはもう少し先の行き付けで、思い出しては瞳が細まる。)良ければ案内しよう、……あ、当然無理にとは言わないが、今日は何だか気分が良くて。(世間話に踏み入りすぎたかと竦める肩はそれでも余り悪びれないまま、彼へと判断を委ねた。頷く姿があれば見送りがてら帰路へ、そうでなければまた暫くの談笑を。どちらにせよ彼の夕刻を彩る音となれたのならば、これ幸い。)
06/16 16:52*442
(晴れてないと外での驚きが提供できないし、審神者に花を摘んでやることも難しい。それ故に気分が降下気味だった訳なのだが、紫陽花を見ていたら、こういうのも乙なのかもしれないと思えてきた。そこへ来ての他所の審神者との会話で、大分気分も浮上する。)ははは、俺は何だかむしゃくしゃしてな。気分転換だ。だが、確かに悪くないな!紫陽花は美しいし、君とも出会えた。(本丸で閉じ籠ったままなら、ずっと鬱々していただけだろう。それを無理矢理外に出てきたのは、やはり正解だったらしい。問い掛けに対する彼の答えに目を丸くして、それからははは!と軽快に笑い声を響かせて。)全部……全部か!そうか、それは盲点だったな!いや良いことを聞いた、偶にはそんな贅沢もありか。(鬱屈とした気分は最早残っていない。雨はまだまだ続きそうだが、気分だけは晴れやかだ。)良いな、是非案内してくれ!ただ、直ぐじゃなくて良いさ。もう暫く俺の話し相手になってくれるかい?(店には案内してもらうとして今暫くは、世間話の続きをしようか。会話に満足した後は、お勧めの店まで共に歩みを進めて、帰路に着く後ろ姿を見送ろう。その後は、ゆっくりと甘味と酒を楽しんで、主への土産を買って本丸へと戻るだろう。)
06/16 23:17*448