ハプニング!「主!/●●!」声を掛けてきた相手はどうやら人違いのようで…?

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(朝とは言えず、昼とも言えない時間帯。万屋街を足取り軽く闊歩するとある審神者は機嫌が良い。と言うのも今日は自由に時間を使える日であり、何をするのも気分次第。のんびりと歩きながら腕を後ろへ伸ばして指先を組めば、ぐぐっと身体を伸ばしてみたりして。)たまには頭空っぽにしてぜーんぶ綺麗にしちゃわないとね。(編成も装備品も馬の配置もお守りも、今だけは全て記憶の引き出しの中へ。ただ楽しむ、そう決めた瞳が爛々と輝いて己を甘やかそうと褒美を探す。甘味処の入り口付近、扉の横へと貼ってある大きなお品書きを瞳いっぱいに映し出しては唸るばかり。)自分へのご褒美は勿論なんだけどどうせなら皆で分け合えた方が幸せよね…。(顎に人差し指をあてては名探偵の推理ポーズ。眉を顰めればよりそれらしくなるだろうが、狙ってのものではないどころか大真面目である。揺らぐ悩みを吹き飛ばすのは、とある声掛けであった。)え、私?(明らかに此方へ向けられていると感じるのは自意識過剰だろうか。弾けるように声を掛けてくれたひとの方へと向いたのなら、お品書きの代わりに飛び込んできた姿を前にやんわりと首を傾げることになるだろう。)初めまして、だと思うんだけど人違いかな?あるよね、そういうの。 誰か探してるなら手伝うよ、時間あるし。(頭上に輝く光のようにけらりと笑い飛ばして、折角の縁にもう少し乗っかってみようと申し出てみようか。これはただのお節介。)

06/15 01:22*396

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(自由気ままに一振りで出歩くことのほうが圧倒的に多いため、普段の調子で興味が引かれたものに足を止めてしまい、うっかり主とはぐれてしまった。主には優秀な近侍が付いているから、己がふいに居なくなっても大丈夫だろう。とは思ったものの目先の好奇心が満たされてしまえば、主の元に戻らねばと心が傾く。刀剣男士としての性なのか、己自身がそうしたいのかは明確に分からない。何故だろう、と半ば考えながら歩いていたため、よく確かめもしないまま雰囲気が似ていた相手に声をかける。)主、陸奥守くんは一緒ではないのかね? ……おや、これは失礼。(驚きの声を伴って振り返った相手の顔を確かめれば、人違いをしたのは一目瞭然だった。すぐさま詫びを入れるが、相手の爽やかで気持ちの良い人柄に救われる。)どちらかと言えば探されてる側なのだよ。一応、僕も探してはいるのだけれどね。君に少し似ている人だ。それから、太陽みたいに眩しい青年が一緒に居るはずだね。(丁度どんな風貌の青年が――陸奥守吉行が、往来のほうで先生おらんかと声を上げていた。あいにく往来に背を向けていたため、気付けずにいる。)君はこの店に入るところたったのではないかね? 僕のことは構わずに……ほう、これは美味しそうだ。(店先のお品書きに興味を示す有様である。)

06/15 11:11*402

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(見慣れた姿でありながら、それでも既知の相手ではない。妙な感覚にはいつまで経っても慣れないままだが、探す側ではないとの台詞が首を傾げさせた。主たる審神者の人物像は想像に過ぎないものの、太陽のように眩しい青年の顔は簡単に頭上に咲いてしまう。何故なら先程目の前の彼が口にしたからだ。)陸奥守ってさ、傍にいると元気貰えるよね。あ、勿論他のひとたちがそうじゃないとかじゃないんだけど!それにしても私似の人かー…それはちょっと会ってみたい気もするかも。(初期刀なのだろうか、などとぼんやり考える意識は、遠くから聞こえてくる大きな声に引っ張られる。一度睫毛を上下させた後、瞳には確かに今名が挙がった男士と噂の審神者が映り込んでいた。小さな姿と、大きな姿。見比べるようにしてはふはりと口元が緩んで笑いを一つ。)そうだよ、可愛い可愛いうちの子たちにお土産でもと思って。一人で食べるより皆でわいわい食べる方が楽しいじゃない?ちなみに私が気になってるのはこれね。(淡い色合いが色彩豊かな生菓子のセットを指していた人差し指が、すいと彼の後ろの方へと向けられる。伸ばしていた指は一本から五本へ。)おたくの先生此方でーす!!(もう片方の手は口元へ。良く通る声で主張しながら、自らと彼の存在を主張しよう。気付いてもらえるまで手を振り続け、無事に認知されればお役御免といったところ。)見付けてもらえてめでたしめでたし。じゃあ、またどこかで会ったらその時はよろしくね。(にこやかな笑顔を残して店の中へと姿を消そう。数分後。店から出てくる手から提げた袋の中には、本丸にて待つ者たちへのお土産が揺れていた。)

06/15 23:23*432

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(万が一、相手が一般人であったことを考慮して探している人物たちをぼかしてみたのだが、どうやら相手も主と同じ審神者らしいと察すれば縁ある刀について同意を示した。)僕も陸奥守くんからはいい刺激を貰っている。彼は刀剣男士の中でもとりわけ、血の通った考え方が出来る稀有な存在だね。(主に関しては多くを語らず、笑って濁しておく。あくまで雰囲気や背格好が似ているだけであり、容姿など一般的に似ていると挙げられる部分は全く別だ。相手の前向きな期待を裏切ってしまうようで僅かな申し訳なさがあった。相手が指さした生菓子のセットも美味しそうであり、一層興味深そうにお品書きを覗き込む。)確かに、ひとりで食べるよりもみんなで食べたほうがより美味しいだろうね。僕も買って帰ろうかな。(などと悠長なことを言いながら指先につられて後ろを振り向けば、主と陸奥守が目に入る。相手の呼びかけもあり、ふたりはすぐさまこちらへやって来ただろう。誰かと一緒に居る南海太郎朝尊が、よもや探していた己だとは気づかなかったらしく。)手間をかけさせてすまない。……ああ、またどこかで。(明るい笑顔が印象深い相手へ、微笑みを向けて見送った。演習で会うこともあるだろうか。ふたりに今しがたの出来事を話しながら、帰路に就く。)

06/16 12:30*441