ハプニング!特に何も起きなかった!(設定自由)

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(本日は刀剣男士も審神者もお休みの日。各々好きなように過ごして欲しい、と言付けているけれど。万屋街に行こうとすると、身を案じて護衛を買って出てくれるという刀がちらほらと。心遣いを有難く思う反面、心配ばかり掛けてしまっている実感に少しばかり困ったように笑ったのはここだけの話。「白山くん、お願いしてもいい?」と誘ったのは普段自発的に赴く事が無いだろうから、というのもある。買おうと決めていたものがあるわけではなく、ただゆっくりのんびりと見て回っていたけれど。途中で剣の一振りが、交信が入ったとかで一度傍を離れることに。「いってらっしゃい」と見送ったのなら、眺めていた雑貨屋の一角に視線を戻した。日用品から飾り物まで、様々な種類を取り揃えた棚の中で、ひときわ目を惹いたもの。)……恋のお守り、かぁ。(其れは神社等で販売されている正式なものではなく、幼い頃によく見たおまじない道具のような。ピンク色の天然石が付いたストラップは、意外と売れ行きが良いのか残り1つとなっていた。じぃっと暫く見つめたのち、そうっと商品に手を伸ばして――)……あっ、ご、ごめんなさい。どうぞ。(丁度同じようなタイミングで、誰かの手が伸びてきたのに気付いて慌てて引っ込めた。一歩退いて当然のように譲ったのは恥ずかしさゆえでもある。もしかしたら、隣にあった筆記用具を買おうとしたのかもしれないけれど、そこまで考えられる頭はなかった。)

06/14 19:39*378

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(出陣前の陸奥守があっと声を上げたのが始まりだった。忘れていた買い物を両手を合わせて頼まれて面倒くさがりながらも引き受けてしまったあたり、自分も大概本丸での生活というやつに毒されている気がする。一通りの雑貨を買い込みはしたが、ちょうど筆記用具が品切れだったために最後に別の雑貨店へと足を運ぶ様はいかにも無愛想であったが、肥前忠広という刀剣男士としてみればそこそこよく見られるものであろう程度の感情の宿し方だった。適当に選んだ雑貨店で、周りも気にせずに見つけたペンへと手を伸ばした――ところで。)あ?(自分の伸ばした手と、相手の引かれた手。こちらもつい反射で手を引いてしまって。しばし迷うように沈黙してから筆記具の方へと手を伸ばし、陳列棚から自らの手に収めた。)…わりぃ、邪魔したな。(幸いにして目的としていた筆記用具の方にはまだ在庫があったからと手を伸ばしたが、と彼女の方をちらと見る。こんな風に娘事同時期に手を伸ばすことになるとは思わなかったが故の何を言葉にしていいの河原かない調子で軽く襟足をかいて見せると。)………目当てのモン、買えそうか。(呟くようにした一言で気まずさを解消したがった。軽く視線をそらしてはいても、恋のお守りだなんてものは認識の外であるような脇差だった。)

06/14 21:37*384

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(互いに手を引いた事により、生じた間。少なからず動揺していた事もあって、此方からは動けずにいたけれど。再び目の前に腕が伸びてくると、不躾ながらもその行き先を視線で追ってしまう。彼が手にしたものを見ると、ぱちりと睫毛を合わせては、勝手に拍子抜けたような心地に肩の力が抜けた。)い、いいえ。とんでもないです。わたしの方こそ、驚かせてしまってごめんなさい。(ふるりと軽く首を横に振って、けれど神妙になりすぎないくらいのニュアンスで伝えよう。それから再び、恋のお守りなる商品を一瞥していたけれど。不意に声が掛かると、視線は彼の方へと舞い戻る。目線は合わないものの、此方のことを気に掛けてくれている問いには穏やかに双眸を細めて。)あ、はいっ。ええと……、(是で返したものの、実はまだ少し迷ってもいて。中途半端に持ち上げた腕は、ただ浮遊したまま――そうこうしている内に、第三の手が現れた。ちょっとすみません、という断りと共に、最後の1つはあっさりと持っていかれてしまった。思わず目が点になりそうな、あまりにも“わたしらしい”展開に、逆に表情が綻んでしまった。)ふふっ……。実は、折り紙を買おうかと。楽しみながら集中力や手先の感覚を磨く訓練になるらしい、ので。(朗らかな笑いを零しながら、筆記用具とは反対隣の折り紙を手に取る。それを胸に抱くように持ちながら、)参考までに、あなたの好きな折り紙の種類があれば教えてくれませんか?(そう問う頃には、気まずげな空気はすっかり取り払われていたはず。会話に付き合ってくれても、くれなくても、浮かぶ笑みが曇ることはないだろう。偶然が生んだ、縁と新たな試みを、尊ぶ思いは変わらないのだから。)

06/15 00:01*392

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(なにやら意表を突かれたような表情のように思えて小さく眉を上げて疑問を眼差しに込めはしたが、それほど重要なことでもないような気もして眼差しに意図を込めるばかり。くみ取られればそれはそれで疑問を口にするが、そうでなければ沈黙する程度の感情の動きだった。)いや、それは別に。(他愛のない言葉の応酬はさほど互いに自責を宿らせないだろうか。彼女にかけた声に応じようとするさまに無言のまま先を促していたが、するりと現れた第三者の腕と、表情を急に綻ばせた相手の素振りに視線に疑問を乗せるばかりでなくとうとう不思議そうに首を傾げる始末になってしまう。)どうした?  折紙…。へぇ、訓練とか、必要なのか?(審神者の職務というやつは通り一辺倒の知識しかないが、訓練ということは何か不自由でもしているのだろうか、だなんて疑問を浮かべて首を傾げるも、彼女が手に取った折紙に特に何らかの感情が揺さぶられるわけでもなし、そのまま彼女の手に納まるそれを見守って。)…あー……、…籠?チラシで作るような奴。……いや、おれにそういう…?風情っつーか。そういうの求められてもな…。(気まずい空気が取り払われたせいか、つるりと零れ落ちた思考の一つは芸術的な感性よりは実用性に寄っている。不意の問いかけに不意に返したが故の特段気負う調子もないさまは、彼女にどう響くのやら。軽く襟足を描いて、そのままの流れで軽く手をひらりとして会計へと向かった。参考になったかははなはだ怪しい。)

06/15 11:37*404