ハプニング!「主!/●●!」声を掛けてきた相手はどうやら人違いのようで…?

*101*

trmr.png

(つい今しがた夕餉を食べ終えたばかりである。本丸で皆で飲む酒も悪くないのだが、時折一人で静かに飲みたいこともあるのだと、今日も一人偶に利用する居酒屋へと足を向けていた。この時間でもすっかり寒さを感じなくなったなぁ、と夜空を眺めては足元もお留守になっていたところ。自分の名前を呼ぶ声に、足を止める。もしや本丸から誰ぞ追い掛けて来たのだろうか、時折一緒にと同伴を希望されることがあるからと振り向けば、そこに居たのは自分の本丸の仲間ではなく。こいつぁ驚いた…と思わず呟いてから、にぃ、と口角を上げた。)おお!どうした、俺と飲みたくて追い掛けて来たのかい?丁度いい、行きつけの店がすぐそこなんだ。俺が奢るからちぃとばかり付き合ってくれるかい?(会ったことのない相手なのも、刀違いなのも承知の上。一人で飲むつもりだったのだが気が変わったから巻き込んでやろうと、それだけである。)しっかしまた随分慌てて俺を呼ぶから、何かやらかしたかと思ったぜ。今日のところは主の部屋の花を飴細工とすり替えたぐらいで、それに関しちゃ歌仙に怒られ済みなんだがなぁ。(軽快な笑い声響かせながら本日のやらかしについて自己申告。そうして断られなければ本当に居酒屋に引きずり込むつもりで。)

06/09 21:58*103

ykn.png

(思い切り転んだところを見られてあまつさえ大慌てしているところまでしっかり見られてしまった、と言う羞恥心でそのまま穴に埋まってしまいたい気持ちを押さえて通りをゆっくりとすまし顔で歩く―内心はなんであんな失態を、とか。本当に忘れてくれただろうか、とか忙しない思考が飛び交っているなんてまるで悟らせない表情だ。少し進んだ居酒屋の前、その後ろ姿にあら、と首を傾げる。そういえば自本丸の彼が今日は飲みに出ると言っていたような。もしかしてちょうど鉢合わせたのだろうか、と―なぜかこの時は迷いなくそう思ってしまった。扉を潜ってしまうまえにと少し慌てて口を開けば)鶴丸!もう出てきていた……の、…あら?(呼びかけて―振り返った其の姿を見て、本日二度目となる自分の失態に気づいた。淡い笑みがさぁっと顔色を無くすのは数秒のこと。違う、うちの鶴丸じゃない、と気づいた時には既に遅かった。ごめんなさいね、人違いだったわ。失礼します、にっこりと笑ってそういえば済む、はずだったのに。)えっ、あ、いや、あの…ちが…っちょ、ちょっと待って(ぽんぽんとまるで飛び石を渡るような軽快さで進んでいく話、何一つ了承もないままに瞳を丸くしてあたふたとする様は先ほどまでの澄ました表情とは大違いだ。)…お部屋の中が蟻だらけになってしまわないかしら…。…じゃ、なくて!人違い、いえ、ひと…ええと、付喪神違い?で(と言いながらも強く出られると断れない性質はずるずる引きずり込まれてしまうだろうか。)…ひとの、はなしを、ききましょう!(と一応の抗議の形は見せてみるものの、店の中に入った後ではあまり意味は成さなかったかも―)

06/09 23:11*111

trmr.png

(流石に他所の審神者ともなればうちの主じゃないことはよくよく分かっている。当然だ、この刀、思い切りからかっているだけである。それはもう、楽しそうに声を響かせる訳で、)はははっ、そう固くならずとも良いじゃないか。君は酒は飲める…年齢だよな、んん?成人はしてるよな、成人年齢は確か……ま!飲めなきゃ茶でも構わんさ。(困惑気味の声を無視して居酒屋の扉を潜る。中には疎らに人がおり、カウンター席もちょうどよく二人分空いているではないか。そして―ああ、彼と間違えたのかもしれない、気付いた上で、話し続けるのか。)付喪神違い?おいおい、俺みたいなのが他にも居るって?そいつは驚きだな。(店主に「二人だ」と話を通して、カウンターに座っては、彼女を振り返り、)…聞いてるさ。あっちの席の俺と間違えたんだろう?まあ、そう細かいことは良いじゃないか、折角だし飲もうぜ。(奥の席に居る他本丸の自分を指差して、可笑しそうに笑って。「日本酒を冷で一つくれ。こっちのお嬢さんにも何か頼むぜ」と言いながらお品書きに目を通す。彼女がどの席に着くかは彼女次第だが、偶には同位体も交えて他所の審神者と飲む夜があっても良いかもしれない。何にせよまだ夜は始まったばかりで、これから酒豪に付き合わされるかもしれない彼女には運が悪かったと諦めてもらおう。これも一つの縁で、一つの驚きなのだから。)

06/10 00:34*121

ykn.png

一応飲んでも問題はない年齢ですが…って、そういうことじゃ…!(年齢的には問題はないが、問題はそこではない―とううことを訴えたかったのだけれども気づけばあっという間に居酒屋の中、人はまばらな様だけれども酒が入っているせいか割合賑やかな空間だ。カウンターにそのまま座っているあたり、流されやすいのかあるいかちゃっかりしているのか。少なくともここまでの時点で目の前に真白い太刀のペースに引きずられっぱなしである。「…真っ白でフードがついたお召し物をしていらっしゃる方は全員鶴丸国永に見えるんです」まさか自分の本丸と他所の本丸の刀を見間違えるなんて失敗をするとは、と悔しいと言うか情けないと言うか。何とも言い難い表情で言い訳にもならない言葉が応じた。あっち、と言われて視線を向ければ―そこには確かに自分が声をかけたつもりだった太刀がいる。一瞬助けを求めようか、とも思ったけれども――助けるより面白がりそうだし、二人に増えたらもう太刀打ちのしようもないと思えば祖っと視線を外してみないフリを決め込み)…それじゃあ、一杯だけお付き合いさせていただきます(半分諦め交じりの息を吐き出すと、腹を括ったように表情を緩ませて口元に淡い笑みを浮かべる。「…あまり強くないものでお願いします」と酒には然程詳しくはないので店員に任せるかたちで注文を済ませる。いつもこんな感じで飲み相手を探しているのですか、とか、会話は思ったよりもさらりと出てくる。随分と酒を嗜む個体らしい、と思いながらちびちびと一杯でのんびり付き合うつもり。できれば、酒の影響で大慌てだったみっともない姿は忘れてくれていることを願いながら―)

06/11 15:01*193